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メタ認知という大切な学習法

2022.05.02

成績上位で学習時間の短い生徒が行っている学習方法については昨年もお伝えしてきました。

ベネッセ教育総合研究所「生徒の学習観実態報告」から(中学1年2年の約2000名の調査)

勉強方法を工夫することで、短い時間でも学習効果を上げることが可能になる。

成績上位者と成績下位者では見ている所が大きく違うところに目をつけて、成績上位者と同じことを考えていけばやがては効率的に学習効果が出てくる。

A群:成績上位で、学習時間が平均よりも短い

B群:成績下位で、学習時間が平均よりも長い

A群とB群の両者の学習方法を比較することでより効果の高い学習法を探すことができる

 

   

A群

B群

プランニング方略

何から勉強したらよいか順番を考える

目標を決めて勉強する

計画を立てて勉強する

72.7%

64.6%

63.0%

60.8%

56.3%

59.6%

 

モニタリング方略

何が分かっていないか確かめながら勉強する

重要なところはどこか考えながら勉強する

問題を解いた後に〇つけをする

79.5%

81.8%

93.2%

59.6%

64.2%

89.2%

調整方略

テストで間違えた問題をやり直す

勉強の計画がうまく進んでいなければ見直す

72.7%

40.9%

63.8%

38.3%

意味理解方略

〇つけをした後に解き方や考え方を確かめる

問題を解いた後に他の解き方がないか考える

83.1%

42.5%

61.7%

23.3%

一部抜粋 以上

下線のところはA群・B群で20%近く差のついているところです。

 

成績上位の生徒が行っている3つの重要な学習法

①何が分かって何をわかっていないかを考えながら勉強する

②どこが重要か考えながら勉強する

③丸付けをした後に解き方や考え方を考える

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