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新型コロナウィルスの感染実態

2020.06.15

現在日本の感染者数は17千人です。(6月中旬時点)

コロナウィルス感染者の実態を知ることが次の対策を迅速正確に行うために必要なことですが、この数字を信じてよいのでしょうか。17千人はPCR検査で陽性反応者の数字です。新型コロナウィルスにかかっても発症しない場合も多く報告されていますし、また厚生労働省は医療崩壊を防ぐことを第一としたために意図的に検査を十分に実施しませんでした。

したがって、この数字は感染の実態を正確に反映しているとは思えません。

ではどのくらいの人が新型コロナウィルスにかかっているか実態を知ることはできないのでしょうか。

実数を把握するための方法としてコロナウィルスにかかると人は抗体を作り始めますので、コロナウィルスの抗体を持っている人を数えれば実態に近い数字を把握できることになります。

抗体検査は今京都府で3000件実施されています。また、東京・大阪・宮城で1万件の検査を実施中です。これらの結果を待つ必要があります。

ソフトバンクの孫正義社長は独自に抗体検査キットを手に入れソフトバンクグループの社員及び関係者の3万8千人に実施しました。

結果は0.23%(報道では0.43%とされていますが、これは感染確率の高い医療従事者6000人の検査結果を含んだ数字で社会全体の数字を反映しているとは思えませんので除外します)【ソフトバンクニュースより】

この0.23%を日本の全人口1億2千6万人と掛け合わせると28万9800人となります。

検査キットの精度にも問題がありますし、ビジネスマン中心の検査と日本の人口構成は違いますから単純比較に無理があります。しかし、参考になるデータがほかに見つからないことから妄想しますと、30万人の半分15万人ほどの感染者がいると思ってよいということになります。

PCR検査からの感染者の10倍程度の感染が実数ではないかと妄想します。

報道されましたが、同様の検査はアメリカでも行われました。抗体ありと判断された人はアメリカのカリフォルニア州ではPCR検査の50倍ほど、同じくニューヨーク州では10倍ほどの数字になっています。

妄想からの結果ですが、気になる死亡率については日本ではPCR検査からの割合は5.4%となりますが、抗体検査から割り出すと約0.5%となります。

季節性インフルエンザの致死率が0.1%以下であることから新型コロナウィルス致死率はインフルエンザ致死率の5~6倍ということになります。

治療法やワクチンの開発からこの数値をもっと下げられたら新型コロナウィルスを指定感染症からはずことができます。つまり、一般の医療機関で治療できることになり、集団免疫を獲得して乗り切る政策に代わってくると思います。

抗体検査はとにかく精度を信じることができないので推測にかなり妄想が入っていますが、より正確さを期すために多くのデータが待たれるところです。

今現在(6月14日)の現状を見ておりますと全国感染者数が20~50人と続いており、いつ感染が再び起こっても不思議でない状態です。むしろ感染が起こらない方がおかしいような数字の並び方です。困っている方をほっておけないので、経済のことを重視するあまりの制限解除だったと思いますが(特に東京)引き続き注意して見守りたいと思います。

 とりあえず何とか学校休学が終わりました。この期間の保護者様の対応にお礼申しあげます。

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