2019.12.16
先日スマホ・ゲームについて書かせていただきました。
以下のことをかきます。
まとめ・・①ルールつくりは性悪説で、ルール運用は性善説で。
②スマホ・ゲーム機を触っている時間をカレンダーに記録していく⇒自己管理の意識を育てる
③生活に支障の出るほどならば親のスマホからの子供のスマホへの制限、ゲーム機の制限機能を活用する
子供にこれからスマホ・ゲーム機を持たせる保護者様、最初の約束を守っていないなど使い方がひどいので使用をリセットしたい保護者様向けの記事になります。
スマホゲーム機を持たせる前にまたは使い方をもう一度リセットしたいときのルール作りとして
お子様とルールを決めるときは性悪説の立場から作りましょう。つまり、人間は生まれて知恵をつけていく段階で悪いことを習得していく、という前提でルールを作ります。
たとえば、充電はリビングでかつ、使用は午後8時までとする。違反した場合は2日間使用できないなど。
そして、一旦ルールを運用し始めたら性善説で運用する。つまり、人間は善い行いをしたいと思いつづける動物であるという立場で、子供の行動を見守る。この前提だと子供がルールを破ったときでも子供のせいではなく、ルールが合っていないから破るのであってルールを改善すれば子供はよくなってくれると考えて、監督者のストレス少なくルールの改善を図れます。
普通、スマホやゲーム機を与えたときのルールつくりでは性善説で子供に甘く作り、運用の時には性悪説になって厳しく子供を責めてしまうことが繰り返されているようです。
逆の方が衝突を少なくして運用が楽になると思います。
さらに約束したルールを守れないのであれば
一日のスマホ・ゲームをやっている時間を機能設定から、時間記録の機能設定がなければ記録アプリをダウンロードさせます。それを使って一日が終わるときにカレンダーにその時間を書き込んでいく。親御様は記録された時間をみてあきれ果てるかもしれませんが保護者はそれに対して意見を言うのではなく、使用時間という事実を本人がどう感じるか本人の意見を尋ねる。これをお薦めます。一日の時間使用について意識することは自己管理の意識を育てます。
また、どうしてもスマホ・ゲームを際限なくやって生活を脅かすのであれば、親のスマホから子供のスマホに制限を掛けられるアプリを入れるべきだと思います。
スマホ・ゲームが本人の生活をダメにしているのであれば当然です。
子供の環境を考えるのは大人の責任と考えます。スマホ・ゲーム機を与えたのも保護者のはずですから。
一方でルールばかり押し付けても親子関係はうまくいかないと思いますので、月に1回程度スマホやりたい放題の日、ゲーム限界まで挑戦、などやりきる日を作ることも一つのやり方です。
息抜きの意味もありますが、とことんやるとそれがいかにつまらないことか気づくこともあります。
先月も書きましたが、節目のところで本人と話し合いながら決めていきましょう。
スマホ・ゲーム機はいつでも買い替えや破棄ができます。が、親子関係は一生です(笑)