2019.07.11
桃山高校の中期選抜について
どのような選抜になっているでしょうか。
こちらは3月6日前後にあります。
定員は196名(全体の定員280名の70%)
◎共通学力検査・・配点200点
科目・国語、数学、英語、理科、社会科 各40点
◎報告書(内申)・・配点195点(実技4科は2倍、中学の各学年末の通知表の合計)
◎面接・・なし
◎活動実績報告書・・なし
合計395点
注意しておく必要があるのはまず自然科学科と異なる点は
学力検査と報告書の配点比率です。
自然科学科は比率が 4:1
普通科前期の比率は 10:9
普通科中期の比率は 40:39
ほぼ均等です。
中期は面接、報告書がないことから人物や活動を評価しない選抜です。
中期の倍率推移は
2016年 1.28
2017年 1.43
2018年 1.52
2019年 1.39
となっています。
気になる合格ラインですが
当塾で受けていただく大阪進研の合格70%~80%ラインは
SS(偏差値) 59 となっています
これは1万人の中学生がいたら1840番あたりの成績です。
あなたが6クラスの中規模の中学校の生徒だとします
クラスで成績が7番か8番程度、中学校全体では40番~45番くらいです。
普通科中期は内申点の比率が高いですからこの順位は大切。
ここから合格に必要な内申は9教科の平均が4.0くらいは必要ではないでしょうか。
4.0が必ず必要かと言いますとそうではありません。
ただ3年間を通じて内申が4.0を下回った場合、入試の当日点でかなり挽回しないといけません。
当日点についてはその年の難易度に左右されますが単純に配点200点満点で取る点は
70%で140点
75%で150点
80%で160点
となりますから
先の大阪進研の模擬テストでSS(偏差値)59から推定して
内申点、活動報告書の得点を高めに持っている人で
中期選抜当日75%以上くらいで合格というラインがかんがえられます。
もっと上かもしれません。
どうしても桃山高校の普通科に入って活躍したいと考えている人は参考にしてください。
注意すべきは「合格すればそれでよい」という考え方は後悔を生む考え方です。
ギリギリの合格では入ってから成績でクラスの後を走ることになります。
周りは勉強がさらにできる人だらけ
内申点で4近い成績を中学で取ってきた人が成績で劣った状態になった時耐えられますか?
こちらも入ってから地に足をつけた高校生生活を送るために中期選抜で80%くらいの得点率が望ましいレベルです。
いまは入ることに集中してよいと思いますが、先は続きます、
活躍のできる、輝くことのできる高校選びをしましょう。