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子供をやる気にさせる・勉強しなさいの反対語

2019.05.16

やる気のない子をやる気にさせるために

まず周りが変わりましょう。

 

人間が成長しないのはそこに安逸があるから

成長の必要性がない、快適な環境が整っているから

塾では生徒がやる気がないことは塾長の責任なので

塾長が変わらなくてはいけないのです。

で、塾ではいろんなことを考えて

そして、それで教務の力を上げていって、となります。

 

やる気のない子供の一番近くにいるお母さんはどう変わればよいでしょうか?

お母さんを代表する言葉が

「いつまでもテレビを見ているの!いい加減勉強しなさい。宿題はやったの?」

 

ほとんどのお母さんはこの言葉をぐっとこらえて言わないように言わないようにしています。

先生、勉強しなさいと言っても無駄ですよね、塾通信でよく無駄どころか逆効果と書かれていますもんね

とよく言われます。

しかし、2時間3時間もテレビ、最近ではユーチューブでしょうか?見ていられるとやっぱり

宿題やったの?

と言いたくなると思いますよね。

 

ではこの言わないように大変な苦労をしておられるこの「勉強しなさい」

と言う言葉の反対語は何でしょうか?

これを言えば子供が勉強をやってくれる「魔法の言葉」

 

勉強しなさいの反対語は

教えて

です。

お母さんはお子さんに算数、国語を教えてあげたことがありますか、たぶんあると思います。

教わる子供の側は新しい知識が増えた

知識の増量が起こっています。

しかし、教えた側は知っていることを伝えただけなので

知識の増量はない

と思いがちです。しかし

見方を変えて伝達した知識の量を考えてみると

伝えた情報が全部子供に伝わっているわけではありません。

授業で10の内容を伝えようとして

10全部を吸収する生徒がいたら、その子はかなりの秀才です。

2000人以上教えてきて思い当たる子は2人です。

2人とも京大に入りました。

10伝えるとおおよそ4~8くらいしか伝わりません。

必ず、伝えた内容>伝わった内容

になります。

 

そして、生徒を教えていると

教えている英文法の仕組みはこうだったのか、とか

理科のこの公式は実は比例の関係だったのか

などいろんな気づき(学び)が生まれます。

つまり、教えている側の方が声にだしたり

知識伝えるためにまとめてみたりしてわけですが

この声に出して言う、知識を自分なりにまとめてみるというのはすごい学習効果を持っているわけです。

時には教わっている側よりも学習していることがあります。

 

本当?と思われるのであれば

一度、子供に何かを教えてみて子供の変化を見るのではなく

教えてみる前と後での「自分」の知識に対する変化を見てください。

教えている側の方が実は多くのことを吸収しているわけです。

明日はもっと具体的に例を挙げたいと思います。

教えられる側よりも教えた側のほうが勉強をしたことになってしまう

そんな経験をお持ちではないですか?

教えるときにやっている

知識をまとめる、声に出す

これらのやりかたは効果のある学習方法です。

とくに「声を出す」は覚える最強の方法のひとつです。

教えた側でなく教えた方が内容を完全に覚えてしまうのはこのせいです。

ですので、この方法で子供を勉強させればよいわけです。

 

子供が中2生で、次回のテスト範囲が連立方程式であるなら

「連立方程式の解き方をお母さんも習ったけど忘れちゃった解き方を教えて?」とか

「連立方程式のはやさの問題ってどうやって解くんだったっけ?」など

連立方程式がちょっと内容的に高度ならば、

テスト勉強している子供の横から

次のテストではインタレストが出るんだ。

インタレストの綴りはどう書くんだったっけ?

インタレストの品詞はなんだっけ?

と聞くわけですね。

 

子供が反抗期を迎えているなら

自分で調べれば、と言われるので

そんなことも知らないの?と突っ込みを入れるべきでしょう。

教えないと食事のおかずはなし(ご飯だけ)、でもいいと思います。

日頃からこういった話題ができる関係性をもっていることが重要になってきます。

そういう話題って我が家はしないなぁ、というご家庭は

そういう話題ができるように「自分を変えておく」必要があります。

「自分を変化させて」子供の能力を引き出すことのできる関係の構築に力を注ぐべきです。

子供をやる気にさせるという目的のために

自分が変化するということですね。

 

この学習する方法を使っている民族を紹介します。

教えることを学習に取り入れているのは
ユダヤ民族です

10年ほど前に教えることは最高の学習方法だと気づき
これを利用して指導できないかと考えていました
検索をしてみると
なんと、それを利用している民族がいることを知り驚きました。
しかも、それは人類でもっとも優秀な民族と言われるユダヤの人たちでした。

学校が終わった後で生徒が対面して習ったことを教え合うという形式があるそうです。
教わった知識を理解しているかをみるのに最も最適な方法です。
しかも授業を再現するので立派な復習になっています。

明治維新の人材を作った山口県萩の松下村塾も
吉田松陰は教えることは少なく
塾頭のすぐ下の人物が教えていた聞いています
教え合うというのは有効な学習方法だと思います。

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