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子供はなぜ勉強しなくちゃいけないの?

2023.03.03

子供はなぜ勉強しなくちゃいけないの?

理由を4つほど紹介します。

1、仲間と生き残るために勉強する(内田樹さん、荒俣宏さん)

2、勉強することは山に登ること、高い所まで行けば見える景色が変わってくるように勉強すれば物事に複数の見方ができ、見識が広くなる(養老孟司さん、坂東真理子さん)

3、体に栄養が必要なように勉強は心の栄養です(瀬戸内寂聴さん)

4、人類が築き上げてきたものを10年ちょっとで学んでいる(福岡伸一さん)

 上のことにそんなことを言われてもピンとこないよ、という人のためにお金のはなしを少し。

 

1、仲間と生き残るために勉強する

これは地球温暖化のことを考えるとわかりやすいと思います。私たち人間は地球の自然界の中に生きていています。この自然界は食べる動物の数が増えてもエサが少なくなっていずれその食べる動物の数は減るような仕組みのバランスを保つように作られています。温暖化はそのしくみを破壊します。人間が原因で温暖化は起こっていますがそれを止めて回復させる責任が人間にはあります。

そのために知恵を絞って生き残りの作戦を考えなくてはなりません。ヨーロッパを中心に若者が怒り温暖化を止めるために抗議の活動をしているのはその一つです。

 

2、勉強することは山に登ること、高い所まで行けば見える景色が変わるように勉強すれば物事に複数の見方ができ、見識が広くなる

「他者理解」という言葉があります。相手の気持ち行動を理解するということです。Aという国とBという国が戦争をはじめました。どちらが悪いということを判断することを正義と言います。どちらにも正義があります。勉強をして複数の正義、複数の真実があることを学ばなければ問題を解決できないことになります。もちろん勉強をするといろんな知識や考え方を身に着けることができます。その知識が自分のためだったものが人のためになったり、人のためだったものが自分のために変わったりするとそれは知恵となり見識が大きく広がるのです。

 

3、体に栄養が必要なように勉強は心の栄養です

この言葉はほぼ見識を広げるという理由で2番と同じなのですが、大変わかりやすいです。「栄養」と言葉を知恵と置き換えるとより具体的にわかりやすいと思います。

 

4、人類が築き上げてきたものを10年ちょっとで学んでいる

人間がどのようにして今の社会や生活を形作るようになってきたか?自然界がどのように成り立っているのか?自分って何?、何がしたい?このようなことを10年ちょっとで学んでいるわけです。

 

えっ、どれもピンとこない。心に刺さってこないですか?

心に刺さらないので勉強をやる気にはまだならないですか。

では、お金の話はどうですか?お金の話ならばやる気になるかも、ですか?

ではお金の話をしましょう。

勉強をすればお金は儲かるでしょうか?ふつうに考えると儲かります。

勉強をすると大学を卒業することができます。大卒と言います。

高校が最後の学校になった人を高卒と言います。

働き始めて仕事を辞めるまでの生涯の賃金で比べてみましょう。

政府が調べたもの(平成28年賃金構造基本統計調査)から

見てみましょう男性の生涯賃金(退職金を含む)です。

種類

金額

大卒

2億8千6百万円

高卒

2億4千万円

4600万円ほど違いますね。

かりに大学卒業のために1千万円ほど使ったとしても3600万円の違いです。

家が一軒買えちゃいますね。(笑)

小学校3年から高校3年まで10年間で3652日です。

こ10年間で3600万円の違いをお金と交換すると1日で1万円にあたります。

大学が有名な大学(東京大学、京都大学、慶応大学、同志社大学など)になるとさらに差は広がり1億円ほどになります。

一般的にこれを見る限りでは勉強をする人の方がお金を手に入れることになるとわかります。

ただ、注意してくださいね。お金が多い=幸福である、これはいつも成り立つわけではありません。

最後に最も大切なことをいいます。勉強をするとやりたいことをやることができるかもしれません。有名大学を出てからレストランをやってもいいですが、警察官、弁護士、先生、ユーチューバーなどこれらをしたいと思ったら勉強をしておかないとできないと思います。レストランをするにもお店を繁盛させるために勉強は欠かせません。勉強をするということは自分の可能性を広げてくれることになるわけですね。

勉強をすれば、このように心の面でも物質の面でも豊かにしてくれる「可能性」を持っているわけですね。

お母さん、お父さんが幸せになってほしいと塾や習い事に高い月謝を払っているわけもわかるかな。

少しはやらなければという気になってくれたかな?

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